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登美ノ勝也

Author:登美ノ勝也
武将について語りたくて「天下侍魂」というHPをつくりました。織田信長の家臣団とその六大軍団長たちの家臣団、戦国・室町・鎌倉の大名達とその家臣団について探求していきたいと思います。
リンク先のHP「天下侍魂」ぜひ御笑覧くださいw


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6月2日信長様御前

「本能寺の変」の日、

『天下侍魂』信長様のTOPページ訪問者は30人でした。

惟任日向守の軍勢には太刀打ちできませぬな・・・。

拙者の力不足で面目次第もございませぬ。

という感じです。

訪問して下さった30人の方々の忠魂に感謝で御座る。

貴伝達こそ真の馬廻衆で御座る!

ということで、来年も頑張りましょう。

(旧暦でなら、新暦のいつ頃相当なのかは謎です。まだ大丈夫なのかも?)

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第一話 完

日が暮れはじめていた。
「長嶋の動き、気になるなあ」奇妙丸はふと今日の出来事を回顧する。
「河川沿いの湊の警備もザルなんじゃないか」領内に点在する本願寺寺院の動きを案じる鶴千代。
近江にも多数本願寺系寺院があり、蒲生家にとってもただ事ではない。
「うむ、瀧川殿に確認をとろう」奇妙丸にとっては、上洛した父が、伊勢方面をどう考えているのかも気掛かりだった。
四人とも今回の事件はこれだけに済まない何かがあると、不安をおぼえる。

「ところで鶴千代、於勝、於八。ついてきてくれてありがとうな」
「当たり前の事をしただけで御座る」
「しかし、笑えるのは、全員先駆け型の人間だったな」と奇妙丸。
「いやいやいや」と鶴千代。
「貴方が言いますか」と於勝。
「殿が一番あぶない人間でした」と断じる於八。
(冬姫との約束を守るために、この人より前にでなければ)と心で誓う三人だった。


fuyuhime3.png


「おかえりなさい、皆様ご苦労さまでした」
「はっはっは冬姫、私がいれば安心でござる」と鶴千代。
「いやいや、殿の御伴は私ひとりでも十分でござった」と於勝。
「おぬし、もうだめだと半ばあきらめかけておったではないか」と於八。
「なにを、おぬしこそっ」と於勝が高じる。

「はいはい、後で皆様からお話をききますから」
「すまなかったな、冬姫」と奇妙丸が一日の身代わりを詫びた。
「解決したのですか」
「ああ、本願寺が背後で動いていた様子だった。後でゆっくり話すよ」
「私も城内の出来事をお伝えしますね」
「あぁ、では先に、母上様に目通りしてくる」と席を立ち部屋をでていく奇妙丸。
一度決めたら行動は迅速だ。
「まあ、仕方ないですわね」取り残された冬姫は、兄を見送る
「じゃあ、私が姫に今日の私の武勇伝を」と前に膝をつめる於勝。
「いや、私がっ」と更に前に詰める鶴千代。
「おいおい」と制す於八。
「はい、三人順番に!」
「はい」すべてを制するのは冬姫だった。


山城国、京都一条妙覚寺。
「上様、梶原殿から書状です」万見重元が書状を捧げる。
「ふむ、奇妙のやつ・・・・であるか。ひきつづき奇妙を頼むと伝えてくれ」
「はっ」

******
こんな感じで、一話完結シリーズで、
あとは「小説をかこう」続けていこうと思います。

今回のお話は、脳内ドラマ初回スペシャル15分延長版という感じです(笑。
昭和の時代劇みたいなドラマの復興めざしていきたいと思います。

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乱戦

「このお、仲間をやりやがって」
「手加減したら、調子こきやがって、もう、殺してやるぞ」
「こいつらの腕前、侮れん。三対一でいくぞっ」
弾正の的確な指図に僧兵たちの連携がよくなった。

「むっ」この人数に薙刀、さすがに部が悪いか。
我らも体制を立て直さねばと奇妙丸が考えたその時、
「火炎弾!」
於八が敵方の足元に懐から球状の塊を取り出し叩きつけた。
一面に煙幕がふきだし、周囲はさっぱり見えない。
それに、とにかく咳き込む程煙たい。
「うわ~」
「於八、それ使わないほうがいい!」と奇妙丸も思わず動揺する。
「火薬調合に失敗したでござる」破裂弾で吹き飛ばすつもりが予想外のことに焦る於八。
「確実にひとりずつやる!それ大事!」と煙の中なんとか敵を捌く鶴千代。
「殿、分が悪うござる」と於勝も断じる。

「殿!あぶない」奇妙丸への背後からの奇襲者に手裏剣が突き立った。
「なにやつ!」突然の乱入者に邪魔された僧兵方は動揺を隠せない。
「殿、加勢つかまつりまするっ!」黒装束をまとった集団が、いつのまにか、屋敷や塀の屋根上から中庭を見下ろしていた。
「頼む!」
たちまちのうちに攻守の形成が逆転した。
劣勢と判断した弾正は退き時とみた。
「にげるぞ!」
「ひけひけ~」
「おぼえてやがれ~」僧兵たちは一斉に逃げ始めた。
寺の裏の水門からヒラタ船が出港する。

船のない奇妙丸たちは見送るしかなった。
「準備のいい奴らだ」
「これで、この辺りからは手を引くだろう、城に戻ったら各地に緊急手配しよう」
「皆、怪我はないか」
「かすり傷でござる」

「ところで、お主達は」
「甲賀流の伴十左衛門が子、一郎に御座いまする、次郎、三郎、四郎、五郎にございまする」
「騎馬で駆けてゆくところを見ましたので、一大事かと思い追いかけて参りました」
「隠密の検分のつもりだったんだが」
「ばればれか」
「いや、まさか奇妙丸様が御人数の内におられるとは思ってもみませんでした」
「お主達の腕前きにいったぞ、我の侍になれ」
「はっ、有難き幸せに御座いまする」
「では、助けたこの人たちを家に送ってやってくれないか」
「承知つかまつった」
「それから領主の多治見殿も疑わしいので気を付けて様子を見届けて欲しい」
「大役、有り難き幸せ」
「お主たち兄弟に今日の褒美をやるから、明日にでも岐阜城にきて、青直垂のものに声をかけてくれ、城外で待たせることになるが、必ずあおう」
「承知!」
「では、鶴・勝・八、帰ろう」
「おう」
流石に命を懸けた乱闘に、未だ気持ちが昂ぶっているようだ。

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相州貞宗


「この村はどうなんだろうな」
「明智様の故郷だな。たしか長山村」
「明智城は弘治2年(1556年)、斎藤義龍の攻撃を受け落城したんだ。
道三に与力した明智光安・光久兄弟と一族870余人が籠城し、3700余の義龍軍による2日間にわたる力攻めにより、明智勢は滅亡したという」
於勝はあいかわらずの無反応だ。
「(さっ)すが!長秀様」
「いやこれは明智光秀殿の直伝じゃ」
「あの森のあたりに菩提寺があるんじゃないか」
「おい、あいつら」
「薙刀をもった怪しい奴らが寺の中にたむろしてるじゃないか」
「警護にしては、なんか人数多くないか」
「よくみれば僧兵のなりをしているよな」
「様子をみてみるか・・」
「みつからないように、そっといこう」

本堂内。
「弾正さま」
「明智村の身重の者、ほぼ全員です」
「ご苦労!」
「お願いです、うちに返して下さい」
「うちは貧しくて、私と交換できる財産など何も御座いません」
「お願いでございます、和尚さま」
「黙れ!黙れ!黙れ!」
「身代金がほしいわけではない。返すことはあいならん」
「お主達、ありがたく思うのじゃ。お主達は選ばれたのだ」
「いったい、なんのことですか」
「長嶋願証寺住持、証意坊様の命じゃ、お主達の死後の極楽浄土は約束されておる」
「いやー」極楽浄土ときいて皆、死の恐怖におののく。
「止めて、殺さないで」
「赤ちゃんだけは返して下さい」
「はやとちりするな、黙れといっておろう!」
「これから生まれる子も、我ら本願寺がちゃんと教育して、顕如様のために、御法の為に戦える僧兵に育ててやる。安心するがいい」
首領・山路弾正少弼は、子供は甲高く泣き叫ぶから嫌いだった。
その点、妊婦を攫えば一石二鳥、織田から住民を奪えば一石三鳥なので、織田領内で手早く人狩りをすることにしたのだ。
職業武人とはいえ、人として斬ることを躊躇する若年の者を集め、本願寺門徒の少年部隊を造る事、
これからも子供を孕むことのできる健康な母体を手に入れる事。
庄内川を下って、東海道方面の根拠地、長嶋願勝寺で「御法守護隊」の人数を養成することが目的だった。

「これは捨て置けん」奇妙丸の正義に火が付いた。
身をひそめていた場所から、一気に寺の木戸に向かう
「殿、との、殿」
「作戦は?!」
「えい、一か八かか」

「まてぇ~い!」奇妙丸は本堂前で大音声に呼ばわる。
「怪しい奴らめ!」つづけて於勝が叫ぶ、
「その人たちをどこへ連れて行くつもりだ!」

「出あえ、出あえ、出あえ!」僧兵たちが正門に詰め寄る。
「その紫直垂は織田の手の者だな」

「織田領内の大事な住民を、どこへ連れて行く気だ!」
山路弾正が侵入者が何者か見極めようと前にでてくる。
「伊勢長嶋に安産の祈祷に行くだけよ」
「でたらめを!」
「ここを動く事、まかりならん!」

「その人数で何ができる」
「好きにさせてもらう」

「控えい、控えい。頭が高い! この宝刀が目にはいらぬかっ」
「この刀は、名刀・相州貞宗である!」
「そ、それは織田の」
「ここにおわすお方をどなたと心得る」
「信長様の嫡男、奇妙丸どのであらせられるぞっ」(オマージュです)
顔を見合わせる僧兵たち。
弾正は動じず不敵に身構えた。「捕まえて、武田に売りとばしてやれ!」
「そうきたか」
「やっぱりね」
「鶴、勝、八、やっちゃいましょう」
「十連針兼定、斬る」これは森家の名刀。
「相州正宗、参る!」これは貞宗の師匠・正宗作で蒲生の家宝の刀だ。
「国友銃槍、打ち貫くぜ!」これは梶原家が近江国友の鉄砲鍛冶に特注したものだ。
「うおおおお!」という掛け声とともに皆各方向に跳躍し、目の前の敵を切り倒すや
後方の足場に一斉に退く。
「あのさ、なんで刀の名前を叫ぶの」
「殿につづけというか」
「勢いで」
「まあ、気合がはいるから、よしっ!」再び一斉に跳躍し、敵との間合いを詰める。
立て続けに各自四人ほど切り倒した。



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「小説家になろう」に突入してみました

馬上、鶴千代はふと冬姫との歳の差がきになり隣の勝丸に話をふってみた。
「於勝、お前冬姫と同じ干支だよな!」
「なんだよ、うらやましいのか!」
「にくたらしい奴だなあ!」
一触即発、二人に殺気に近いものを感じる。
「しかし!姫は殿に瓜二つで御座るな」
二人の話題を変える於八。
早くもそちらに興味の移る於勝、切り替えの早さは尋常ではない。
「殿、女装してみて下さい」調子に乗る於勝。
「げ!」
「うんうん、面白そうだ」是非と、その姿をみてみたくなる鶴千代。
「やだよー」
一応、殿なので誰もこれ以上の無理強いはしないが。
そのうち、一発芸でやってくれそうだ。
年頃の男子、三人は冬姫に思いを馳せる。
「それにしても、「鶴千代様」かぁ」
「於八様」
・・・・。
「お前ら!集中しないと、馬から落ちるぞ」

岐阜城からは5里ほどで多治見村に入ることになる。
歩いて行けば半日がかりだ。
多治見領は美濃のはずれにあり、尾張犬山・品野城とも近い。

「今から遡る事、約240年前の後醍醐天皇の御世だ。
後醍醐天皇は密に鎌倉幕府の倒幕を計画した。
天皇方の武士に古くは源氏に繋がる土岐家、
土岐伯耆十郎頼定、その一族、多治見国長がいたんだ。
しかし統幕計画は六波羅探題に事前に漏れ、
国長は京都錦小路にて討死したんだ」
うんちくに興味がないのか、無反応な於勝。
「さすが殿ですな!」よく覚えておられると感心する於八。
「丹羽五郎左様のご講義で聞いたからな」
「すが、長秀さま」
織田の家老、丹羽長秀はただものではないと一目おいている鶴千代である。
「多治見までは、あと3里というところでしょうか」
「馬をとばすぞ!」
一斉に愛馬に気合をいれ、ペースを上げた。

「あそこに茶屋があるぞ」
「休憩がてら、情報収集しよう!」
木曽川の支流を越えるところで、
大きなはるにれの木の下に繁盛している茶屋をみつけた。

「ここの饅頭はいけるな!」いきなりがっつく本能のままの於勝の感想である。
「ありがとうございます」と店主。

「そこなひと」鶴千代が旅の身なりの一家に声をかけた。
「少しお尋ねしたい儀があるのだが」於八が続く。
「我々は多治見を抜けて、三河設楽村に向かうものだが」
「関所がなくなって三河まで行きやすくすくなりましたなぁ」
「うむ」これには満足げな奇妙丸。
「私たちは菅沼から岐阜の親戚の家に参る所です」
「おお、われらがこれから通るところだ」
「ところで、この先の多治見村周辺で怪異なことが起きていると小耳にはさんだのじゃが」
「なにかきいておるか」
「なんでも、多治見城周辺の村々で、神隠しが多発しているそうです」
「神隠しにあうのは妊婦さんが特に多いと聞き及びます」
「残された、ご亭主の落ち込み用はひどいもので」
「御領主様が心配して、妊婦は各村の菩提寺に集まって暮らすようにと集められたそうなんだが」
「多治見村ではよりによって寺に集まった人が集団神隠しにあったそうじゃ」
「ふ~む、集団でいなくなると(おかしな話だなあ)」
「三河より先は今、今川様を潰そうと武田勢も来ていますので、道中お気を付け下さい」
「今川氏真殿はたまらず遠江国の掛川まで落ちられた様子」
「忠告ありがとうございます」

「鶴千代、どう思う」
「お寺と言えば、このところ、近江の方で一揆の動向が妙に静かなのだ」
「これは加賀方面の話ですが、簗田殿曰く、なんでも、あれだけ続いていた朝倉家と本願寺の抗争が、今年に入ってからパタリと止んだ様子」
「講和が近いのか」信長に従って上洛中の父の事を案じる於勝。
「我の生まれる前から長く一向一揆と戦ってきた朝倉が、なぜ今、講和なのだろうな」
しばらくの沈黙。
「当家と朝倉の関係は決してよくはありませぬ。悪い予感がしますな」

***********
まとめ読みできるように「小説家になろう」サイトに清書して投稿してみました。
こちらには、おもいつくままに描き続ける下地ということで、
読み切りのいいとこまで、継続したいとおもいます。


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