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登美ノ勝也

Author:登美ノ勝也
武将について語りたくて「天下侍魂」というHPをつくりました。織田信長の家臣団とその六大軍団長たちの家臣団、戦国・室町・鎌倉の大名達とその家臣団について探求していきたいと思います。
リンク先のHP「天下侍魂」ぜひ御笑覧くださいw


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第一話 完

日が暮れはじめていた。
「長嶋の動き、気になるなあ」奇妙丸はふと今日の出来事を回顧する。
「河川沿いの湊の警備もザルなんじゃないか」領内に点在する本願寺寺院の動きを案じる鶴千代。
近江にも多数本願寺系寺院があり、蒲生家にとってもただ事ではない。
「うむ、瀧川殿に確認をとろう」奇妙丸にとっては、上洛した父が、伊勢方面をどう考えているのかも気掛かりだった。
四人とも今回の事件はこれだけに済まない何かがあると、不安をおぼえる。

「ところで鶴千代、於勝、於八。ついてきてくれてありがとうな」
「当たり前の事をしただけで御座る」
「しかし、笑えるのは、全員先駆け型の人間だったな」と奇妙丸。
「いやいやいや」と鶴千代。
「貴方が言いますか」と於勝。
「殿が一番あぶない人間でした」と断じる於八。
(冬姫との約束を守るために、この人より前にでなければ)と心で誓う三人だった。


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「おかえりなさい、皆様ご苦労さまでした」
「はっはっは冬姫、私がいれば安心でござる」と鶴千代。
「いやいや、殿の御伴は私ひとりでも十分でござった」と於勝。
「おぬし、もうだめだと半ばあきらめかけておったではないか」と於八。
「なにを、おぬしこそっ」と於勝が高じる。

「はいはい、後で皆様からお話をききますから」
「すまなかったな、冬姫」と奇妙丸が一日の身代わりを詫びた。
「解決したのですか」
「ああ、本願寺が背後で動いていた様子だった。後でゆっくり話すよ」
「私も城内の出来事をお伝えしますね」
「あぁ、では先に、母上様に目通りしてくる」と席を立ち部屋をでていく奇妙丸。
一度決めたら行動は迅速だ。
「まあ、仕方ないですわね」取り残された冬姫は、兄を見送る
「じゃあ、私が姫に今日の私の武勇伝を」と前に膝をつめる於勝。
「いや、私がっ」と更に前に詰める鶴千代。
「おいおい」と制す於八。
「はい、三人順番に!」
「はい」すべてを制するのは冬姫だった。


山城国、京都一条妙覚寺。
「上様、梶原殿から書状です」万見重元が書状を捧げる。
「ふむ、奇妙のやつ・・・・であるか。ひきつづき奇妙を頼むと伝えてくれ」
「はっ」

******
こんな感じで、一話完結シリーズで、
あとは「小説をかこう」続けていこうと思います。

今回のお話は、脳内ドラマ初回スペシャル15分延長版という感じです(笑。
昭和の時代劇みたいなドラマの復興めざしていきたいと思います。

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